沖縄更生保護ネットワークについて

ホゴちゃんファミリー

沖縄更生保護ネットワークについて

当サイトは、沖縄県内(那覇保護観察所管内)の更生保護ボランティア団体が一致協力して、一般向けの広報と、更生保護団体相互の情報提供を行う目的で、官民の協働により開設しました。

令和2(2020)年、新型コロナウイルスの感染防止対策として、接触型の活動自粛が求められるようになりました。
保護司による保護観察対象者との面接を電話等で代えざるを得ない時期もありました。
更生保護の活動を行っている各団体も、会員が皆集まることもできず、総会を書面による議決で代えたり、いつも行っていた活動を小さくしたり自粛したりという状況になりました。
犯罪をした人や非行のある少年の立ち直りを支えることの大切さを一般向けに訴える〝社会を明るくする運動〟も、○○市・町・村更生保護大会など接触型の大きな行事は中止せざるを得なかったり、実施する場合でも「新しい生活様式」に合わせて実施方法を大幅に変更して工夫するようになりました。

非接触型の活動が強く推奨される中で、インターネットでの広報を、この際充実させようということで開設したのが、このサイトです。

現在は、何か調べるのにPCやスマホでネット検索をするのが当たり前になりました。ちょっと気になったときに調べてみて、検索にヒットするのは今や大変重要なことです。そして、その中に、私たち当事者自身で発する一次情報が確かに存在することが、とても大切なことになってきています。
私たちの存在をまず知ってもらいたい。
そして関心を持っていただけないか。
私たちは、皆様に喜んでいただき、そして信頼していただけるよう、日々の活動にいそしんでおります。

沖縄には、ゆいまーるの精神が息づいています。
ゆいまーる(結い+廻る)は、助け合い、そしてお互いの思いやり。
まさに、更生保護のこころと通じ合っています。

更生保護、犯罪をした人や非行のある少年の立ち直りを支えることは、再犯や再非行を防ぎ、新たな被害者を出さないようにすることでもあり、まさに地域の安全・安心に寄与することであります。

更生保護は「いのちと地域社会を護る」活動であり、とても大切なことだと知ってほしい。
そして、すべての皆様に、何かできることはないかと思っていただき、ご支援、ご協力をお願いしたい。

さらに、できれば、一緒に活動してみませんか。

そんな思いが、サイト開設の原動力となりました。

今後とも、ご支援、ご協力を、よろしくお願いいたします!

更生保護のマーク、マスコットキャラクターについて

題字の横に表示しているマークや、題字の下に勢ぞろいしている更生保護のマスコットキャラクターについて紹介します。

マーク

生きるマーク

このマークと標語は、更生保護制度施行50周年(平成11(1999)年)を記念して作られたものです。更生保護制度施行60周年(平成21(2009)年)を機に、更生保護のシンボルマークとなりました。

シンボルマークは甲骨文、金文の「生」をモチーフとしたもので、樹木の芽がのびていく様を表現しています。

シンボルマークに添えられたキャッチコピーは、「人はみな、生かされて生きてゆく。」
人の生き方にかかわることは、生きる苦悩や哀しみを共にすることにほかなりません。
そして、その果てにようやく発見できるもの、それは人によって「支え、支えられる」人間の喜び。すなわち「生かされて生きる」喜びではないでしょうか。

幸福(しあわせ)の黄色い羽根

幸福しあわせの黄色い羽根」は、犯罪のない幸福で明るい社会を願うシンボルです。

更生保護の象徴であるヒマワリの花の黄色と、刑期を終えて出所した男性を温かく迎え入れる夫婦愛を描いた映画「幸福しあわせの黄色いハンカチ」(昭和52年、山田洋次監督)に由来しています。

長崎地区保護司会が考案したもので、第61回〝社会を明るくする運動〟から「黄色い羽根」を運動のシンボルマークとして全国で活用しています。第65回運動から「幸福しあわせの黄色い羽根」と名付けられました。

黄色い羽根は最近では、〝社会を明るくする運動〟強調月間中や犯罪対策閣僚会議の際に、閣僚の皆様も着用されています。

マスコットキャラクター

更生ペンギンのホゴちゃん、サラちゃん

ホゴちゃんとサラちゃん

立ち直ろうとしている人をいつも温かく見守り、犯罪や非行のない幸せな社会を願う心優しいペンギンです。チャームポイントは胸の「生きるマーク」。

空を飛べないペンギンだから非行(飛行)しないようにとの願いが込められているともいわれる、コウテイペンギンならぬ更生ペンギンです。

しかし、実は、昔は非行ペンギンだったという話も。
(ペンギンの祖先は空を飛んでいたそうです。だからということではないと思いますが…)

更生保護のマスコットキャラクターとして、法務省保護局の公式ツイッターやパンフレットなどの資料に登場したり、各地の〝社会を明るくする運動〟の行事にも参加するなど、様々な場面で活躍しています。

こうせい君、あかりちゃん

こうせい君、あかりちゃんは、宮古島のローカルなマスコットキャラクターです。

ホゴちゃん、サラちゃんと一緒に、Sweet Familyの一員として、那覇保護観察所宮古島駐在官事務所の入口で皆様をお迎えしています。

こうせい君の名前の由来は、更生保護の「更生」、あかりちゃんの名前は、“社会を明るくする運動”の「明(あか)」るくするところから来ています。

保護司のクジラ先生

保護司は、犯罪や非行をして「保護観察」を受けることになった人の生活を見守り、様々な相談に乗ったり、指導をしたりしています。

ホゴちゃんに「黄色いリボン」をプレゼントしたのは、保護司のクジラ先生です。
クジラ先生は、保護司記章(バッジ)を尾ひれに着用しています。

更生保護女性会員のオコジョさん

更生保護女性会は、女性の立場から、地域における犯罪予防の活動や子どもたちの健全育成のための支援活動などを行うボランティアです。

サラちゃんに「黄色いリボンの髪飾り」をプレゼントしたのは、更生保護女性会員のオコジョさんです。
オコジョさんは、日本更生保護女性連盟のマークがあるネックレスを着用しています。

BBS会員のイルカ兄さん、イルカ姉さん

様々な問題を抱える少年たちと、兄や姉のように身近な立場で接することで、少年たちの成長を助ける青年ボランティアです。

協力雇用主のアシカ親方

犯罪・非行歴のために仕事に就くことが難しい人たちを、その事情を理解した上で雇用し、立ち直りを支援する事業主です。

ホゴちゃんに「生きるマーク」のバッジをプレゼントしたのは、協力雇用主のアシカ親方です。

医療観察制度の普及啓発キャラクター、ペリハンさんとペリカちゃん

ペリハンさん

ペリカちゃん
ペリカちゃん

ペリハンさん、ペリカちゃんは、医療観察対象者の社会復帰を応援するキャラクターです。
令和2(2020)年度に誕生しました。

医療観察制度とは、こころの病気(精神障害)が原因で大きな事件を起こした人が、その病気の治療をしながら社会に復帰するための仕組みです。
こうした人たちは、入院又は通院治療を受けながら、地域の支援者や社会復帰調整官とともに社会復帰を目指します。

ペリハンさんの名前中にある「リハ」の由来は、リハビリテーション(社会復帰)です。
黄色いバンダナを巻いています。

ペリカちゃんの名前中にある「リカ」の由来は、リカバリー(回復)です。
黄色いバンダナをリボンにしてつけています。

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